先月の標語は、「機会を見極める」でした。これは私が過去に機会を逃してしまい、その後後悔をしたことの私自身が学習した体験でした。今月の標語も私が経験をしたことから紹介いたします。
「捨てる勇気を持つ」
不必要なモノを捨てることに勇気は必要ありません。既にその価値が自分の内にありませんので、捨てることはとても簡単です。しかし、不必要と思っていないモノを捨てるには、・・・。持っている物や気持ち、こだわりを捨てることが容易い人はいると思います。どちらかと言うと、私は捨てることが難しい方の人間です。
折角その機会をつかんでいるのにそれを手放すか否かは深く、そして何度も考えるものです。しかし、それを決定するときに大切なことはしっかりとした目的です。自分の独りよがりとなってはいないか。将来的にその目的に合致するモノや気持ち、こだわり、行動であるのか。大げさですが、最終的には自分の魂に益となるモノであるのか否かです。
勇気を出して捨てることは大切です。そして、捨ててしまうと寧ろさっぱりして清々しい気持ちにさえなります。これまで悩んでいた自分が愚かであったと思いました。ある意味悩んでいた時間が無駄であったとさえ感じました。
仕事についても、いつまでも大切に取っておいているモノがあるかもしれません。時間は流れています。大切にとっているモノの中には既に賞味期限が切れているモノがあるかもしれません。そして重荷や心配事も心にあると身動きが取れません。捨てるモノを捨て、心軽やかになっていきたいと思います。