あるマーケティング本に、「基本的欲求」と「本能的欲求」について書いてあり、「本能的欲求」を刺激すると効果があるというのを読みました。
人間の「基本的欲求」は、
１）情報が欲しい
２）好奇心を満たしたい
３）身体や環境を清潔に保ちたい
４）能率よくありたい
５）便利であった欲しい
６）信頼性、質の良さが欲しい
７）美しさと流行を表現したい
８）節約し、利益を上げたい
９）掘り出し物を見付けたい etc
一方、「Life Force 8 （本能的欲求）」は、
１）生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい
２）食べ物、飲み物を味わいたい
３）恐怖、痛み、危険を免れたい
４）性的に交わりたい
５）快適に暮らしたい
６）他人に勝り、世の中に遅れをを取られたくない
７）愛する人を気遣い、守りたい
８）社会的に認められたい etc
「基本的欲求」を見てみると、どちらかと言えば感情的な要素であると言え、「Life Force 8 （本能的欲求）」は、本質的な要素であると言えます。現在、私たちは地盤調査業務を行っており、これまでに多くの宣伝をしてきています。しかし、宣伝をするときは、「基本的欲求」に換えて「Life Force 8 （本能的欲求）」に刺激を与えると更に効果があるそうです。それは、「Life Force 8 （本能的欲求）」を基に広告を作ると、人を行動させる本質的な力を利用することが出来るからだそうです。
私の年代になると、健康情報が大好きです。少しでも身体に良いサプリメントを聞くと購入したくなります。これはサプリメントが美味しいから摂取するのでは無く、それによって健康が与えられ、いつまでも元気で長生きが出来るという期待に他なりません。また、美味しい物や身体に良い食べ物の話しをするのは楽しいですし、病気にならないようにするための努力も惜しみません。大きな問題も無く、笑って過ごすことの出来ることがなんと幸せであると感じることでしょう。寧ろ、心配事が絶えなかったり、窮屈な状況が継続するのは心理的に辛く、塞ぎこんでしまいます。
人は購入するモノの価値をモノそのものよりも最終的メリットを注目して購入するようです。先日私はスチームクリーナーを購入しました。どうしてもそのクリーナーが必要というわけでは無かったのですが、このスチームクリーナーを利用することで、掃除の時間を短縮することが出来れば、私の時間を節約することが出来て、別のことに時間を費やすことが出来ます。まあ耐力的にも助かる部分もありますが。
人はそれぞれ「Life Force 8（本能的欲求）を刺激され」、最終的メリットを考慮して、行動を起こすことに繋がっていきます。今後、地盤調査業務やそれ以外の商品を考慮するときでも、お客様の「Life Force 8 （本能的欲求）」を刺激して、最終的メリットの行動が起こされるように提案をしていきたいと思います。