8月の標語は「継続は力なり!」です。
私が小学生の頃はよくこの諺を言われたものです。わずかなことでも続けていくときに、のちに大きな成果となるという意味でしょうか。似た諺に、「塵も積もれば山となる」や「千里の道も一歩から」がありますね。
とは言いながらも、私自身わずかなことを始めて、それを継続しているというものはありません。ただ、私が27歳から始めていることを今も継続していることはあります。そして、今は子へと受け継がれ、願わくば孫や子孫まで継続していくことを願って止みません。
先日、ツイッターで注目を集めているつぶやきがありました。バブル景気の自分の母親の若い頃の体験をとても羨ましがっている娘さんのツイッターです。バブル景気はとてつもない好景気で、ボーナスや給与が尋常でない金額であったり、タクシーを利用するにしても近距離では運転手さんに嫌がられるようで、1万円札をひらめかしながら「長距離ですよ」という意思表示をしていたということも聞いたことがあります。ついには、現パナソニック社やソニー社がハリウッド映画会社を買収したり、東京のJR山手線内の土地価格でアメリカ全土の土地が購入出来たそうです。このような時期にこの娘さんは生まれ、青春を謳歌したかったのだろうと思います。
しかし、幸福というものは心の状態であり、物質の多い少ないということではありません。そのため、他人と自分を比較している限り、決して幸福を感じることはありません。自分は自分であり、他人は他人です。あなたが羨ましいと思っている人は、実は自分は世界一の不幸者であると思っていたりするかも知れません。また財産を持っている人は、それを少しでも減らさないようにいつも心配ばかりしているそうです。そのような人は、財産を持っていない人に対して何も心配する必要が無くて、寧ろ羨ましいと思っているかも知れません。
少し、標語から離れてしまってすみません。私が今も継続しているものは、これから年齢を重ねていくときでも続けていくことが出来ます。趣味のツーリングが出来なくなっても、寝たきりの状態になっても、目が見えなくなっても、耳が聞こえなくなっても継続することが出来ます。おそらく、永遠に継続出来ることではないかと思います。
ここまで読んでくださった方にはさぞかし私が変人なのではないかというイメージを持たれていることでしょうから、この辺りで終わりにしたいと思います。何か、末永く継続出来ることを見つけ、実行してみてください。そして大きな大きな成果を得てください。