求人に関して言いますと、現在売り手市場となっています。それは労働人口が減少しているからです。20年前の労働人口は日本の人口の70%程度でしたが、現在は60%程度となっております。少子化もありますが、団塊世代の方々によるリタイヤが主な要因であると思います。これまで働いていた団塊世代の方々がリタイヤすることで、各所で求人募集を行います。しかし、求人者数に対して応募数が少ないことが売り手市場となっている要因であると思います。
しかし戦後の高度成長期もこのような状況であったようです。求人募集をしてもなかなか応募が無い、しかし需要はある。そこで作業効率を上げるために機械化を始めました。生産性を上げることでその需要に対処し、売上を向上させたそうです。
そこで表題となるのですが、求人に対して応募が無くても今の人員で多くの調査件数を受注することで、会社の売上が増え、それに伴って所得を倍増させるというものです。
従いまして弊社の場合、
【生産性の向上】→AIやオートメーション化などで調査や解析効率を向上させる
【需要】 →表面波探査のシェアは首都圏で4%程度であるため、
まだシェアの獲得が期待出来る
”AIを利用して”とありますが、AIに限らず生産性が向上すること全てが対象です。私達の国、日本が戦後の高度成長期に続いて、もう一度高度成長期を迎えることが出来ることを期待してやみません。