表面波探査法による住宅地盤調査のビイック株式会社

2月の標語「コミュニケーションを図り、信頼関係を築く」

「コミュニケーションを図り、信頼関係を築く」
 
  コミュニケーションをすることはとても重要です。人間は自分の気持ちをお互いに伝えあうために言葉があります。しかし、それは良い方法に用いれば良い方向へ向かいますし、悪い方法に用いれば悪い方向に進んでいきます。
 私の経験で、相手側が”主”で私たちの立場は協力する”従”だと思って携わっていたことがありましたが、1年半を経過して私たちが”主”で相手側が”従”の立場であったということを知りました。従いまして結果は上手くいくはずがありませんでした。それまで打ち合わせをしてきた時間が本当に無駄であったことを痛感いたしました。もっと初めの段階でお互いの思いを確認しておきさえすれば全く違う良い結果になっていたことだと思います。
 諺に十人十色とありますように、様々な人々がいます。それぞれの人は違う家庭、違う環境、違う習慣で育ってきますので、同じになることはありません。同じ環境で育ってきた兄弟姉妹でさえ全く違う人格のときもあります。そして人間は自分と同じ意見を持つ人に対しては「この人は良い人」となり、異なる意見を持つ人に対しては「この人は良くない人」という思いになりがちです。
 これまで言葉の違う人や文化の違う人たちと出会って、私が学んだことは「その人を受け入れること」でした。その人の発言する言葉、行い、風習など、これまでの自分の中では想像すらしたことも無いことをする人々に対して、「理解出来ない」「考えられない」と拒否してしまうことは簡単です。しかしそれでは自分自身の成長がありません。人それぞれのバックグラウンドは違うと考え、理解し受け入れようとする姿勢が大切です。
 性格の全く違う人と仲良しになる必要はありません。しかし信頼関係を構築することは可能だと思います。そのためには、周りに気配りをすること、自分のするべきことをきちんとすること、自発的に行動すること、誰に対しても親切なこと、困っている人を助けること、きちんと挨拶をすること、自慢しないこと、人のせいにしないこと、偽りを言わないこと、絶対に不正をしないこと、約束を守ること、相手の立場になって考えること etc 。
 1度の人生です。多くの人たちと良い信頼関係を築き、楽しい人生を過ごしていきたいと思います。
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