(エルトゥールル号殉難将士慰霊碑 wikipediaより引用)
中年を過ぎてから歴史に興味を持ち、スマホなどで学習出来る歴史講座を受講し始めました。1985年のイラン・イラク戦争の際、イラン国内に取り残された日本人を救出するためにトルコ国が航空機2機を準備してくださったことにより、無事に日本人200数名が救出されたことを知りました。日本の自衛隊は海外派遣が出来ないことと、日本航空が安全を確保出来ないことを理由に航空機を飛行させることが出来ないという状況の中での出来事です。
何故そのような危険があるにも関わらずトルコ国がそのような親切をしてくださったのか、そこでトルコのエルトゥールル号の和歌山県沖遭難のことを知りました。和歌山県串本の人々は自分たちの物資や食物が十分で無いにも関わらず、遭難者に対して献身的に救護や介護を行なったことにより、当時のトルコ人がとても感謝していることと、今もその出来事が言い伝えられていることに大変嬉しく思いました。またその恩返しのゆえに95年後のトルコ人が日本人を救出することに感動を覚えました。
恩返しなどの見返りを求めない行いを心から尊敬いたします。また日本人が持っている”おもてなし”の心が、傷ついている人や困っている人に対して豊かに現されているのだと思います。このような性質を持つ日本人として生まれてきたことに誇りを持つと共に、いつまでもこの素晴らしい性質を持ち続ける日本人が存続して欲しいと願います。
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https://ja.wikipedia.org/wiki/エルトゥールル号遭難事件