NHKのニュースで熊本市の実施したアンケート調査の報道がありましたので、こちらを紹介させていただきます。
2023年は熊本地震から7年目となります。7年間で熊本市のアンケートでおよそ65%の方ひとが熊本地震の記憶や教訓を忘れがちになっていると記載されています。
地震被害の教訓や記憶は、地震被害を減らすことに繋がるため大切です。逆に教訓・記憶が継承されず経験が生かされていないと、被害が大きくなる事があります。
実際に経験された教訓や記憶は、得難い貴重な情報なので語り継いでいってほしいものですが、より有効にかつ移用されるようにして欲しいと考えています。
上のアドレスはNHKの「防災・復興 明日をまもるナビ」のもので、地震に関する情報が紹介されています。
そこにはこれからの地震に備えるものも多数ありますが、過去の地震に触れている記事もあります。それが「関東大震災から100年 自然災害伝承碑を歩く」です。
今年で100年となる関東大震災の具体的内容については、ここでは触れませんが、1世紀が経過して、記憶が風化しないようにとまとめられた記事です。
同様なことは国立映画アーカイブなどによる動画公開(下記リンク参照)が実施されており、
https://kantodaishinsai.filmarchives.jp/
また気象庁でも下記サイトで情報公開を行っています。
https://kantodaishinsai.filmarchives.jp/
こうした写真、映像、文書記録は残しておけば後世の人々が閲覧することができ、どのようなことが生じていたのかについてみることができ、感じることができます。
時間のある時にでも、残された記録をご覧になってみてください。
なにかしら感じることがありましたら幸いです。