国土地理院から、地図などの情報が公開されていることはご存じだと思います。
その国土地理院が公開しているデータの一つに、「地形分類」というものがあります。
その地形分類がリニューアルされてより見やすくなりました。
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/bousaichiri61030.html
上図が国土地理院の報道発表資料から引用した、今回リニューアルされた地形分類の概要です。
地理院地図から公開済みのベクトルタイル「地形分類」について、主要な平野部のデータである『詳細版』に加え、『広域版』及び『地域版』を公開します。このデータにより、全国の主要な土地の成り立ちと自然災害リスクについて、地図上をワンクリックすることで確認できます。
上記文面が、国土地理院によるリニューアルの説明です。
これまで、公開されていた地形分類図は日本全国が網羅されていたわけではありませんでした。
今回、先に示した図中に記載があるように、広域版と地域版で全国が網羅されたことによって、日本中でその土地の成り立ちや災害リスクを簡単に調べることができるようになりました。
上図はつくば市にある国土地理院付近の地形と土地の成り立ち、自然災害リスクを表示したものです。
このような形で、任意の場所について簡単に調べることができるようになりました。
この地図を用いてお住まいの地域について、土地の成り立ちや今後の自然災害のリスクについて調べてみてはいかがでしょうか。
*今回紹介した図は、国土地理院サイト内「地理院地図(電子国土Web)」より引用しました。