地盤地震

防災について

昨年の大きな自然災害の1つとして、九州地方の豪雨災害がありました。現在もなお復旧作業が続けられており、一刻も早い復旧が望まれます。
今年は、毎年のように聞くエルニーニョ現象はなく、昨年から続いていたラニーニャ現象についてはこの春で終息が予想されており、こうした現象に関連した異常気象について今年は抑えられるのではないか、と予想されています。
ただ、地域的な豪雪や東北地方太平洋沖地震の大きな余震が発生するなど、危機感を煽るような自然現象が発生しています。
今後は、コロナ禍での大きな自然災害は、発生しないで欲しいものです。

ただ、最近よく聞く爆弾低気圧(猛烈に発達した低気圧ともいう)については、すでに今年も発生していますので注意したいものです。

東北地方太平洋沖地震から10年が経過しましたが、いまだに余震が発生しています。
地震研究推進本部の全国地震動予測地図などによれば、東北地方の太平洋側は様々な地震の発生について検討されています(地震調査研究推進本部資料は下記リンクをご参照ください)。

東北地方の地震活動の特徴


無論、地震発生について警戒が必要なのは東北地方に限った話ではありません。

これから暖かくなってくると台風が発生しやすくなります。昨年のように台風の上陸がなくても、爆弾低気圧やゲリラ豪雨による大雨にも警戒が必要です。

いざという時に備えて、
(1)水・食料の備蓄を行うこと
(2)非常用持ち出し袋を作っておくこと
(3)避難場所の位置を確認しておくこと
以上3点について、実施しておくようにお願いします。

避難が必要な状況になっても慌てないよう、あらかじめ準備しておきましょう。
降雨による洪水、河川の氾濫による洪水、地震、土砂災害が発生すると一時的に家に閉じ込められることがあります。救出までに短時間で済めばよいのですが、人口の多い場所ではより多くの人がいる場所が優先されます。
それまで、持ちこたえる必要があります。
そのための準備です。是非、備えることについて実施しておくようにしてください。

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