地盤地震学会耐震

大阪で新しい活断層が見つかりました

1月12日の読売新聞に新しい活断層が見つかったという記事がありました。

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20210112-OYO1T50011/?fbclid=IwAR38lljYT9QWMRCwh4K2Q1FcDx4hRNbjy7usmP7TTquzUdtTEpWja0uP89A

大阪湾には活断層があるのではないか、という仮説がありましたのそれが裏付けられたことになります。

大阪では地震は少ない、このような話が兵庫県南部地震の前からありました。

そして、兵庫県南部地震が発生した後には、今回地震があったから、当分大きな地震はない、という風説が

ささやかれています。

実際には、大阪付近には多くの活断層があり、過去にはM7クラスの直下型地震が発生しています。

*上図は地震調査研究推進本部HPより引用しました。

上図に新しい活断層が加わりますので、大阪府を囲う活断層とと縦断する活断層が存在することがわかります。

今すぐ地震が発生するということではなくても、決して安心できる状況ではありませんので、

是非、地震に備えるようにしておくことをお勧めします。

PS.決して関西圏にお住まいの方を脅かそうとしているのではありません。いざという時に備えて欲しい、

ということをお伝えしたかったのです。

菅首相が自助・共助・公助と言ったように、国の考えでは災害時には自分の備えで対応し、それから周囲と協力することで

乗り越えて欲しい。公的支援は最後になる、そういう意味です。最初から公助をあてにはするな、そう言っているのです。

是非、災害に備えておいてください。絶対無駄にはなりません。

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