毎年1月に地震調査研究推進本部という機関から、その年の1月1日を起点として30年間に地震の発生する確率が公表されます。今年も1月24日に公表されました。
この図については、このコラムにも引用、掲載しましたが、小さくて読めないと思いますので以下のページを参照してください。
主要活断層と海溝型地震に区分されて公表されます。
毎年作成して公表されているので、新聞やTVのニュースなどで目にされた方もいらっしゃると思います。
以前は発生確率という形で示されていたのですが、今はランクで表示されており、活断層の地震はSランク(発生確率が高い)の活断層31か所を大きく表示し、海溝型地震ではⅠランクからⅢランク(数字が大きいほど発生確率が高い)までの15種類を表示しています。
切迫性が高いと考えられている地震が記載されているのですが、よく報道されている首都圏直下型地震に関する記載はありません。
こちらに関しては、内閣府防災担当や中央防災会議からの公表になりますので、地震調査研究推進本部を調べても詳細な情報は見つかりません。地震という防災にかかわる情報なので、ひとつのサイトを見ればすべてが分かるようにしてもらえると良いなと思うのですが・・・
*今回使用した図は、地震調査研究推進本部ホームページより引用させていただきました。