天災は忘れた頃にやってくる。
明治生まれで昭和初期にかけて活躍した、物理学者の寺田虎彦先生の言葉として知られています。
その発言には、
「文明が進むほど天災による被害の程度も累進する傾向があるという事実を十分に自覚して、そして平生からそれに対する防御策を講じなければならないはずであるのに、それがいっこうにできていないのはどういうわけであるか」
という言葉が並んでいます。
寺田虎彦先生は昭和10年に亡くなっていますから、昭和、平成、令和と時代が変わっても同じことが繰り返されている残念な事実があることを故人はどう思っているのでしょうか。
天災に備えるのが防災ということになりますが、東京都が出版している「東京防災」という本を紹介します。別に東京都のPRをするつもりはありませんが、内容は充実しているので、ご興味のある方は一読してみてはいかがでしょう。
この内容は以下のサイトで公開されています。
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1002147/1006044.html
都民でなければ役に立たない、という内容ではありませんのでよろしければ。