地盤調査をおこなって、軟弱な地盤であったときは、地盤状況に合った対策方法が必要になります。その対策方法を行う事によって、不同沈下を防ぎ、安心できる住まいづくりが可能となります。通常、対策方法は、固い地盤がどれぐらいの深さにあるかで変わってきます。
1. 砕石置換工法
表層から1m程度までが軟弱であったとき、その部分の土を取り除き砕石に置き換える工法です。
2. 表層地盤改良
表層から1.5m程度までが軟弱であったとき、その部分の土とセメントをまぜて固める工法です。
3. 小口径鋼管杭工法
固い地層が深い場合、鋼管を固い層まで打ち込み、建物を支える工法です。
4. シート工法
砕石の間に特殊なシートを敷き、そのハンモック効果で建物荷重を分散させ、沈下を防ぐ工法です。