日本政府は5月8日のGW明けから、季節性インフルエンザと同等の扱いとするため、新型コロナウイルス感染症の2類から5類への引き下げを念頭に、3月13日からマスクの着用について厚生労働省から指針が示されました。
”これまで屋外では、マスク着用は原則不要、屋内では原則着用としていましたが、令和5年3月13日以降、マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、ご配慮をお願いします。”
→https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html(厚労省Webサイト)
新型コロナウイルス感染防止のため、2020年2月頃からマスクの着用が始まりました。当時は急なマスク不足となり、政府が各世帯に洗濯することの出来る布マスク2枚を配布する事態にもなりました。現在は充分なマスクが提供され、マスクを着用していない人を見かけることは殆どありません。
2020年2月、欧米各地では、速やかに武漢からの渡航者に対して入国制限を行いました。それにも関わらず2020年~2021年にかけて、欧米ではコロナ感染による多くの犠牲者が発生しましたが、現在人々はマスクをせず、ほぼコロナ前の状況に戻っています。一方、日本政府は欧米のように瞬時に渡航者の入国制限はしませんでした。それにより、多くの外国人が日本に入国して来ました。しかし日本を含む東アジアにおいては、欧米と比較してコロナ感染による犠牲者が非常に少ない状況でしたが、現在も多くの日本人はマスクを着用しています。
世の中には「沈没船ジョーク」というものがあります。それぞれの国の乗客を、沈没する船から速やかに海に飛び込ませる方法として紹介しています。ジョークの内容は、その国の国民性を表しているというものです。
アメリカ人 → 今飛び込めば、あなたは英雄になれますよ
イギリス人 → 今飛び込めば、あなたは本当の紳士ですね
ドイツ人 → 今飛び込むのが、この船の規則となっています
イタリヤ人 → 今飛び込むと、女性にもてますよ
フランス人 → 今飛び込まないでください
日本人 → 既に、みんな海に飛び込んでしまいましたよ
引照:日経ビジネススクール(沈没する船 日本人乗客を海に飛び込ませるひと言は?)
⇒https://school.nikkei.co.jp/news/article?aid=MMSCea000017042017
私はこのジョークを聞いたとき、大笑いしてしまいました。とても説得力があり、納得のいく内容だったからです。日本人は協調性を重んじます。それが時には良い方に現れることもあれば、そうでない時もあります。東日本大震災などの災害時には素晴らしく良い方に現れ、今回のコロナの初動には上手く対応が出来なかったかも知れません。
マスクの着用に関しては花粉の時期でもありますが、人の目を気にして着用せざるを得ないと考えている方は多いのではないかと思います。そのため今回、日本政府が音頭を取り、皆で一緒にノーマスクにしようと言っています。ノーマスクにする折角のチャンスですから、ぜひ便乗させてもらおうと思います。
マスクをすることによって、私はこれまで無精ひげや口臭隠しのためには良かったなと思うこともありましたが、以前のようにノーマスクとなって、皆さんの笑顔 (^o^) が見れる「ノーマスくすっ笑」と成れる日を楽しみにしています。