2021年3月20日に北海道新幹線野田追トンネル工事現場で、土砂崩落が発生し、トンネル外周を支える支保工が倒壊、大量の土砂がトンネル内に流入しました。
けがをされた方など人的被害はありませんでしたが、崩落個所の直上の地上に直径20mほどのすり鉢状の陥没が生じました。
詳細は以下のサイト(有料サイトですが、概要は読めます)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/00978/?fbclid=IwAR2S24T0XgipOkqs-RytnrC1ZR8S4QOddRu02uQDYySHgUbOer5ybNFXxrQ
関連記事です。
https://response.jp/article/2021/03/29/344425.html?fbclid=IwAR05x_tima0wDrxy9UC5Qz5pL2z4S6VqD_PUqQqrNsxgqF71AnQx5u1JiEo
トンネル工事を原因とする陥没事故としては、東京都調布市の陥没事故が記憶に新しいですが、住宅街での陥没という最悪の事態は避けられたようです。
今回の陥没事故は、地下約40mの場所にあるトンネル内で土砂が大きく崩落し、結果として地上でも陥没が発生したというわかりやすい構図です。
地下深くの工事であっても、地盤状況次第でこのような事故が発生する可能性があります。地盤状況についてしっかり調査して頂き、他の同様なトンネル工事でも事故が発生しないよう、慎重な工事が行われることを願っています。