皆様は地盤調査についてご存知のことと思いますが、今一度そのリスクや調査方法について一緒に学んでみませんか。
表面波探査法は沈下量予測計算を行うことができます。
沈下量計算について
沈下量計算結果
建築基準法の中で、建物を建てる際には地盤の沈下・変形しないようにしなければならないとされています。つまり地盤調査は、地盤の沈下・変形について把握できるものでなければならないということになります。
調査地で行った表面波探査法のデータに基づいて、各測定位置において建物荷重によって地盤がどのぐらい変形するのかを計算します。
各測点間の距離と、各測点において予測される沈下量から、建物の傾きを算定します。
コツをつかんでしまえば読むのはカンタン
国土交通省告示第1113号において、地盤の支持力(地盤の許容応力度)を求めなければならないとされています。また、これと並行して、建物荷重による沈下その他の地盤変形を考慮し、建物に有害な損傷、変形が生じないことを確かめなければならない、ともされています。
支持力と沈下量のどちらも確認しなければならないということになります。