5月の標語「既成概念の撤廃」

 人間は絶えず学習しています。そのため、年齢を重ねていくうちに学習していることや知り得たことが積み重なっていきます。そして、その考え方や概念などが固定化されてしまい、なかなかアップデート出来ていない自分がいます。

【パート1】
 昨年、軽自動車を購入しました。軽自動車の安全基準は普通自動車の安全基準ほどでは無いという理解をしていましたので、安全第一という点からもそれほど興味を持つことはありませんでした。しかし軽自動車も普通自動車並みの安全基準を備え始めていることを知り、購入に至りました(購入というよりも残クレですが)。

大変気に入りました。
以下はその理由です。
 1)必要にして十分な性能
 2)取り回しが楽
 3)車内や足元の広さ
 4)シートヒーターが付いている
 5)在住する自治体への自動車税納税

 毎回乗車する度に良い車であると思わされています。次回も車を購入することがあれば、勿論軽自動車を購入します。今まで、こんなにも快適であることを知らなかった自分が残念に思いました。

【パート2】
 日本国が好きになりました。歴史には興味が無かったのですが、50歳を過ぎてから段々と興味が出て来て、ストリーミングによる歴史講座を申込ました。学校で学んだことから、全くアップデートしていない状態からのスタートでした。歴史は過去の出来事ですが、不思議なことに年月と共に隠されていたことが公表され始めて、真実が見え始めています。

 1)太平洋戦争は、実は「大東亜戦争」名であった
 2)祝日は同じでも、戦前の日本の祝日と、戦後の日本の祝日の意味が違った
 3)広島と長崎での原爆は、種類の違う原爆であった
 4)真珠湾攻撃時、既に日本軍の暗号は解読されていた
 5)全世界で初めて人種差別廃止を提案したのは日本

 これまで自分の国である日本をあまり好きであるという思いは無かったのですが、歴史を学んでいくうちに、自分の生まれ育った国が好きになりました。この国に生まれて来て良かったと大変嬉しく思いました。

【パート3】
 テレビや新聞の報道を疑うことは全くしていませんでした。日本人は比較的人を信用してしまう性質のためか、疑うことをしません。因みに、オレオレ詐欺などの特殊詐欺は世界広しと言えども、日本だけの犯罪のようです。

 1)テレビや新聞の情報は受動態である
 2)個人がテレビや新聞記事を確認する手段が無かった
 3)「報道の自由」と言いながら、「報道しない自由」と言うこともある
 4)スポンサーの不都合には触れない
 5)視聴率を上げることを目標とする

 年代別による情報格差が問題となっています。インターネットを利用している人々は、自分の興味がある内容を「検索」することによって、さまざまな意見や情報を収集することが出来ます。また、マスメディアの記事に誤りがあれば、SNSなどで訂正記事を投稿することも可能です。しかし、それらが正しい情報であるのか否かは自分が判断することが求められます。他方、インターネットを利用していない人々の情報源は今もテレビと新聞のみです。与えられた情報で、その情報の正確性を知る機会も無いので、疑いも無く真実であると受け止めてしまうでしょう。

 今まで、自分が思っていた知識や固定観念、既成概念が正しいと思うのは当然です。しかし、それで満足すること無く、もっともっと堀り進んで行くときにこれまでとは違うことを知ることがあります。多くのことに興味を持ち、探求し、知識を高め、アップデートをしていきたいと思います。

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